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ジャニオタ一年生が思ったままに綴るよ

7年ぶりにジャニオタになった話

およそ一年前、私はジャニオタになった。というよりジャニオタに戻ってきた、と言った方が正しいのかもしれない。担当はHey!Say!JUMPの有岡大貴くん。

完全に自己満足な内容になること間違いないが、自分の中の整理をする為にも私がジャニオタに、そして有岡くんの担当になるに至った経緯を遡って書いていこうと思う。

 

 

 

●中学時代

まず初めに、私は中学生の頃、山田涼介くんの担当をしていた時期がある。

きっかけは、ドラマ『探偵学園Q』であり、きっとこのドラマによって山田担になった人は数多くいることだろう。何とも量産的で面白みがなく申し訳ない。

彼に心を奪われた私は、もちろんその後デビューしたHey!Say!JUMPに夢中になる。 バレーボールの試合はUMP*1を聴くために為に毎回見るし、『爆笑100分テレビ!平成ファミリーズ』や『時空間☆世代バトル 昭和×平成 SHOWはHey! Say!』(現在のスクール革命枠)は毎週チェックしていた。

しかし、その当時私はまだ中学生。移り気な時期でもあり、もともと飽きっぽい性格であることも手伝って、一年経つか経たないかくらいでそそくさと山田くんもといJUMPから離れることとなる。

 

●高校時代

それから数年、ジャニオタであった頃からも並行して好きだった漫画やアニメにますますのめり込み、アニオタとして生きていた。どうやら根本的にオタク気質であるようだ。 この頃はテレビなどでどんなにかっこいい人を見ても2次元キャラの顔の美しさには勝てない!と思うようになっていたが、山田涼介だけは違った。たまにテレビで見かける度に彼はますますかっこよくなっていて、やっぱり彼の顔が3次元では一番好きだなあと思ったりしていた。偶然見ていた歌番組にJUMPが出ていると、とりあえず山田くんだけはガン見していた。ちなみに当時他のメンバーへの興味は全くなかった。

 

●2014秋~2015春

大学生になると、高校までに比べて自由な時間が圧倒的に増えた。平日の昼間に家にいることも増え、朝からつけっぱなしのテレビから流れるヒルナンデスを何となく見ながらお昼ご飯を食べることも少なくなかった。

そんな何気ない日常の中で、私は有岡くんと出会うこととなる。

気になり始めたきっかけは、ローカル線ロケでお店の撮影許可が取れた時の「アリ岡です!」がすごく記憶に残ったこと。元気で可愛い、が第一印象だった(と思う)。そしてここで衝撃の事実(?)を知る。

 

…えっ、この子Hey!Say!JUMPなの?

 

この時は本当にびっくりした。まさかまたJUMPのファンになる日が来るなんて思っても見なかったし、しかも同じグループ内で山田くん以外のメンバーに惹かれるなんて自分でも信じられなかった。

以前はもちろんメンバー全員の名前も顔も覚えていたが、当時は正直なところ山田くんにしか興味がなかったし、7*2はまだしもBEST*3にはさらに興味がなかったため、有岡くんのことは全くと言っていいほど覚えていなかった。あーなんかそんな名前の人もいたかも?みたいな。しかも記憶にも新しい、 山田くんが主演を務めていた『金田一少年の事件簿』をちょいちょい見ていたにもかかわらず、共演していた有岡くんのことは全く記憶に残っていなかったのだから、本当に自分の視野の狭さを呪いたい。

ヒルナンデスは毎週見られるわけではなかったが、スタジオで振られた時に意味わからないコメントをしたり、へたくそな食リポを一生懸命する姿を見かけては彼の魅力に少しずつ惹かれていった。

 

 

●2015春~夏

兎にも角にも、有岡くんの魅力に気づき始めた私はそこからわかりやすくハマっていった。

ジャニオタをしていた過去もあるし、オタク気質であるのだから当然と言えば当然である。 暇さえあればYouTubeでJUMPの動画をひたすら見まくり、JUMPの曲を聴きまくり、メンバーの名前と顔をもう一度覚えていった。以前に見たことがあるMVでも、担当が変わると見え方がガラッと変わり面白かった(この頃から有岡担と名乗りだすようになっていた)。

個人的には岡本圭人くんがすごくカッコよくなっていてびっくりした。いつの間にか10人グループから9人グループになっていたこともこの辺りで知った。

だが、有岡くんについて調べれば調べるほど、何で有岡くんに惹かれるのか自分でもよくわからなかった。正直な話、昔担当していた山田くんに比べれば容姿が整っているとは言えないし、アニメや漫画のキャラで目が肥えている私にとって彼のビジュアルが魅力的に映っているとは思えなかった。でも、なんか気になる。かわいい。応援したくなる。今思えばこれこそが彼のアイドルとしての魅力だった。

 そして、コンサートに行ってみたいという気持ちが芽生え始めたのもこの頃である。

 中学時代はコンサートに行きたくてもファンクラブに入るお金もチケットを買うお金もなかったが、大学生である今の私なら可能だ。しかし、私にはすぐに飽きてしまった前例もあるし、自分でも熱しやすく冷めやすい性格であると知っているのでファンクラブに入るのはもう少し待とうと思った。そんなに焦って入る必要もないし、数か月経ってもまだ同じくらいの熱を保てていたら、入会するかどうか改めて考えようと決めた。

しかし、いいのか悪いのか、有岡くんに対する熱は冷めるどころか熱くなる一方であった。特に8月に放送されたHey!Say!JUMPとV6がメインパーソナリティを務めた24時間テレビが私に与えた影響は大きかった。毎年「24時間テレビ?あー今日だったんだー暑い中マラソン走るの大変だね」くらいの存在であったのに、その年は人が変わったかのようにテレビの前でかじりつくように見ていたので家族に本気で心配された。嵐にしやがれで先輩の皆さんにいじられていたり、ダーツの旅で自分のファンだという女の子に電話をかけてあげるファン想いな姿を見てますます有岡くんが好きになった。この時に、ビジュアルではなく彼の人間性に強く惹かれているのだと気が付いた。

余談ではあるが、ここでも私の視野の狭さは健在で、今になって思い返してみると24時間テレビでの他のメンバーに対する記憶がほぼない。いい加減にしてほしい。当然録画も残ってなどいないので、その点が本当に悔やまれる。

 

●2015秋

24時間テレビを経て、さらに有岡くんが大好きになった私はメディアを通してではなく、生で有岡くんを見てみたいと強く思うようになっていた。コンサートに行きたくてもツアーの申し込み・一般販売はとっくに終わっていたし、そもそもまだファンクラブにも入っていない。

そこで、私が有岡くんに出会うきっかけであったヒルナンデスの番協に軽い気持ちで申し込んでみた。そんなに簡単に当たらないだろうなあと思っていたのだが、まさかの当選。驚きすぎて、電話をかけてくれたお姉さんに何度も確認してしまい笑われたのを覚えている。

そんなこんなで人生初の生JUMP(といっても有岡くんと光くんの二人だけだけど)。当選の電話が二日前くらいに着たので正直心の準備が全くできていなかった為、同行してくれた友人に数分おきくらいで「どうしよう死ぬ」と言っていたと思う。今考えるとめっちゃウザイ。ごめんね。

自担である有岡くんを初めて生で見た感想の要約としては、「良かった、有岡くん本当に生きてる・・・」であった。2次元に夢中になっていた時期が長かった(今でも好きではあるが)ので、好きになる人が現実にいることに慣れていなかった私にとってはそんな当たり前のことが衝撃であり、うれしかった。しかし、これまた奇跡的に最前列に通してもらえたので有岡くんとの距離はびっくりするほど近かったのだが、こんなに目の前にしているのに現実味がなくて、遠い存在で、同じ次元に生きていても自分とは住む世界が違う人なんだと実感させられたことを強く覚えている。実物はテレビで見るよりももっと細くて小顔でかっこよかったが、詳しくは書かないもののこの番協を通して印象が変わった部分もあり、さらに彼に興味を持った。会うことで新たな魅力を知ることができるのも3次元だからこその楽しさだなと思ったし、有岡くんは特にそういうアイドルであると思った。

そしてこの番協後、ついにファンクラブに申し込むこととなる。私の中ではこれが正式なジャニオタになった瞬間だと思っている。もうすぐで入会してから1年が経つが、全く冷める気配がないので今回は大丈夫そうだ。少しは大人になったのかな。

コンサートにはまだ行けていないのだが、10月の横アリ公演が当選したので今から楽しみだ。歌って踊っている有岡くんをまだ自分の目で見たことはないので、コンサートを通してまた新たな魅力を見せてもらえるかなとわくわくしている。そうやってもっともっと彼を好きになっていくんだろうなと思う。

*1:Hey!Say!JUMPのデビュー曲『Ultra Music Power』の略称。バレーボールワールドカップ2007のイメージソング。

*2:Hey!Say!7。JUMPの年下組(山田涼介、知念侑李、中島裕翔、岡本圭人)。

*3:Hey!Say!BEST。JUMPの年上組(有岡大貴、伊野尾慧、八乙女光、髙木雄也、薮宏太)。